iOS用ペアレンタルコントロールアプリ
子どもがiOSデバイス(iPhone, iPad, iPod touch)でゲーム中毒になるのではと心配し、iOSデバイスにもMacと同じようなペアレンタルコントールないものか、と考える親は、日本だけでなく世界どこも同じようで。
Parents Need Mobile Device Management, Too | ZDNet
MDM for parents: You want it too | ZDNet
私も結構前から、ネットやAppStore内をくまなく探しましたが、企業向けのMDM(Mobile Device Management)の製品/サービスは、米国中心にかなり増えてきたものの、個人/家庭向けのニーズにあいそうなものは、まったく見つけることができませんでした。
はては、ペアレンタルコントールのiOSアプリの自作も考えましたが、単なるアプリならまだしも、この手のちょっと特殊なアプリはなかなか実現方法がわからず、行き詰まり。
そうこうしているうち、先日、偶然iOS用ペアレンタルコントロールのアプリがAppStoreに出ているのを見つけました。
ユーザのコメントもなく、どんな感じがわかりませんでしたが、思い切ってDLし使ってみたところ、まあまあ使えそうな感じです。以下おもな特徴と感想です。
- クラウド型MDMである。
このアプリをiPadにインストールし、アプリで子どものiOSデバイスを管理対象に登録し、管理設定しますが、設定した管理情報(使うソフト/コンテンツ/時間帯の制限など)は、クラウドに保存され、クラウドが子どものiOSデバイスに、OVA(OVer the Air)で、制約を記した設定ファイル(プロファイル)を配信し、管理する、という方式です。 - 非管理側iOSデバイス(子供用のiPhoneなど)には、アプリ導入の必要なし。
子供用のiOSデバイスを管理対象に登録したあと、同デバイスから、SafariでクラウドのURLにアクセスし、認証すると、以降、自動で管理用プロファイルがデバイスに、OVAで登録される。 - 管理できること(主要点)
-インストール済のアプリ全体に対し、使える時間帯を制限(9時〜20時まで、とか)。制限時間帯中は、インストール済みアプリ全体のアイコンが、デバイスの画面から消え、使えなくなる。(削除されたわけではなく、プロファイルにより表示されなくなっただけ。制限時間帯外では、元通り表示される。)
※特定のアプリに絞って設定はできない。
-閲覧できるWeb/映画/音楽コンテンツのレート制限(R15以下のコンテンツだけ、とか) - 管理対象側(子供用)iOSデバイスでは、アプリのアイコンの階層構造(フォルダでまとめられたもの)が、勝手に解除されてしまう(仕様)。
使用時間帯/仕様時間帯外で、クラウドが、異なるプロファイルをOVAでデバイスに送り、更新することで、アプリのアイコンの表示/非表示を制御しているようですが、その関係で、表示/非表示の前後で、アイコンをまとめていたフォルダがあると、これが全て解除され(フォルダがなくなり)、全てのアイコンがフラット表示になってしまいます。
(開発側のHPにもその旨制約事項として記載されている仕様) - アプリ導入後1ヶ月はトライアル期間で無料。
以降は、$24.99/6ヶ月または$39.99/12ヶ月のいずれかのApp内購入が必要。
1年約4千円はけっこう高いですが、その価値があるか、1ヶ月のトライアル期間に見極めたいと思います。
秋の夜長、夜空の星を眺めながら、最近の宇宙論の事など。
いま自分の最大の関心事の一つは、この宇宙はどうなっているか、です。
きっかけは、2年前話題になった村山斉氏の本『宇宙は本当にひとつなのか』で、「ダークマター」「ダークエネルギー」のことを知ったからです。
宇宙は本当にひとつなのか―最新宇宙論入門 (ブルーバックス)
- 作者: 村山斉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/07/21
- メディア: 新書
- 購入: 9人 クリック: 199回
- この商品を含むブログ (35件) を見る
本書によると、この宇宙は、我々の知っている物質(=原子)からできているものは、せいぜい5%で、残りの95%は、「なんだかわからないもの」からできているのだそうです。
「なんだかわからない」から、とりあえず「ダークマター(暗黒物質)」とか「ダークエネルギー(暗黒エネルギー)」と呼んでいるのだとか。
これには驚きました。
えっ?!物理学とか宇宙論って、長年の研究で、物質や宇宙の究極の姿が、かなり解ってきたんじゃなかったの?
それがここへきて、「いやー、宇宙って、ほとんど何かわからんモノでできてんですよ」と言うのか?!この宇宙って、実はなーんも、わかってなかったのか?!
.... というふうに感じて、唖然としてしまったのです。
宇宙論とか素粒子論は、もともとSFファンだったこともあり、以前から関心がありました。なかでも、グレッグ・イーガンのSF小説『万物理論』には、この宇宙の成り立ちを解き明かす究極の理論=万物理論、が登場します。
最初読んだとき、この「万物理論」てのは、てっきりイーガンのSF的創作だと思ってたんですが、その後、この理論は実在の理論であり、物理学者が真面目に研究している本当の学説である事を知り、ビックリしました。
実際に研究されているのは、「超ひも理論」という理論で、これが物質や宇宙の成り立ちを説明する、万物理論(=TOE: Theory Of Everything)の最有力候補らしいです。
これがきっかけで、超ひも理論を中心に、素粒子論や宇宙論の本をいろいろ読みあさりました。
まず読んだのが、超ひも理論の研究者による著作『エレガントな宇宙』でした。
- 作者: ブライアングリーン,Brian Greene,林一,林大
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2001/12
- メディア: 単行本
- 購入: 18人 クリック: 278回
- この商品を含むブログ (109件) を見る
この本では、相対性理論や量子力学の話から始まって、物質を構成する素粒子について説明されています。
素粒子は、これまで一般的に、電子やクォークなどが最小単位と知られていますが、超ひも理論では、それが「ひも」であること、「ひも」の振動の仕方で、いろんな素粒子が現れる事が述べられています。
さらに、この宇宙の空間の次元は、我々が知るような3次元ではなく、9次元が必要になるなる事など、直感ではちょっと理解しがたい話が続き、いままでの宇宙観がひっくり返される事必至です。
また、最新の書籍『大栗先生の超弦理論入門』では、「空間は幻想である」とまで言っています。
超ひも理論では、空間の次元は3次元ではなく9次元といっていましたが、更に研究を進めた結果、ある条件のもとでは、これが更に10次元の別の理論になるとか。
こうなると、「空間が○○次元である」というのは、絶対的な意味を持つものではないく、何かもっと別の本質的な「なにか」(としか言えない?)が、たまたま「空間の次元」として立ち現れているだけ、と理解される(らしいです.....)。
なんだか、途方も無いビジョンで、自分はまだよくイメージできていませんが。。。
さらに追い討ちをかけるような話ですが、最近の宇宙論の最前線では、自分みたいな素人はびっくりするような、突飛な話がマジメに議論されているようです。
最近読んだ『宇宙はなぜこのような宇宙なのか』も、そのような一冊でした。
宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論 (講談社現代新書)
- 作者: 青木薫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/08/23
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (3件) を見る
超ひも理論の延長上に、宇宙は我々の住んでいるこの宇宙だけでなく無数にあるという、「多次元宇宙」の学説があり、そして、そのなかで、我々が今住んでいるこの宇宙は、なぜこのような宇宙なのかを説明する「人間原理」という学説があるそうです。
人間原理というのは、「我々人間が存在するように、この宇宙は、この姿になっている」というような考え方のようです。(ちょっと正しい理解じゃないかも...)
これはマジメな科学なのか?と思ってしまいますが、今までの考えでは、とうてい当てはまらないようなこんな話がマジメに科学者の間で議論されている事自体、いま科学の、ある意味変革期なのではないか、と感じます。
上記のような話題で、宇宙論や素粒子論の界隈が、近年にわかにホットになっていると感じます。つい先日ノーベル賞を受賞したヒッグス粒子の件も、これに先立つ重要な発見でしょう。
この宇宙(だけでなく、多次元宇宙になるのかな?)が、どのようなものか、今後の研究の動向に注目していきたいと思います。
WalframAlphaとEvernoteで、Mathematicaの代用になるか
Mathematica使いたいのだが、めちゃくちゃ高額なので諦め、
http://senko-corp.co.jp/software/WR/mathematica.htm
かわりに、WalframAlphaとEvernote、またはブログで、代替できないかあなと、試してみた。
やりたいことは、数式やそのグラフ混じりのノートが書けること。
1. iOSのWolframAlphaアプリ(無料)をダウンロードし起動。
2.数式をキーパッドから入力
3.整形され表示された数式を、選択して、Image copy
4.ブログにペーストする。
お、いいじゃん。
5.次に、数式のグラフを選択し、Image copyし、ブログにペースとする。
おお、いいじゃないか。
追記
保存後見ると、コピペした数式、グラフが表示されない。
ちょっとブログにはダメなようだ。
Evernoteはokだった。
radikoで福岡のラジオを聴く試行(成功せず T_T)
きょう3月2日(土) 「音楽の時間」18:00-19:00に、2/11に出演したミュージシャン玲里の収録模様が放送されるとあり、
なんとか、ここ名古屋から、福岡のラジオ聴けぬものか、悪戦苦闘しておりましたが、結果からいうとNGでした。(残念。。。)
でも、2日ほどいろいろ試行錯誤した結果、いろいろ知り得た知識もあったので、後々のために、ここにメモ。
■方法
・PCでラジオを視聴できるサイト"radiko"で、福岡KBCのラジオを聴く方法を模索。
・radikoは、居住地区のラジオ局しか視聴できぬよう、制限がかけてある。自身のインターネットに接続環境(IPアドレス)から、自分の居住地区がわかるので、radikoが、その地区のラジオしか視聴できぬよう、制限がかけてある。(解除して欲しいけど、いろんな事情があるのでしょう)
・で、この制限をかいくぐるため、公開プロキシサーバというのを使う。物理的に福岡に設置してある公開プロキシーサーバがわかり、かつ、それが使えれば、その公開プロキシーサーバ経由で、radikoにアクセスすれば、居住地域が福岡地区と、radikoは解釈するので、福岡のラジオが聴ける、ということ。
・まず、PC側。Firefoxブラウザに、プロキシー経由でサイトにアクセスするためのプラグインを導入。(これは簡単)
FoxyProxy
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/foxyproxy-standard/
・次に、FoxyProxyに設定する、福岡に設置の公開プロキシを捜す。(これが大変)
捜すため利用したソフトやサイト。
(1)ソフト CCB (山田偽研)
http://www19.atpages.jp/yamadag/cgi-bin/wiki/wifky.cgi
(2)サイト CyberSyndrome
世界最高品質のプロキシリストを提供するプロキシ専門サーチエンジン
(3)サイト ゲッタープロキシー
http://www.getproxy.jp/japan/2
ここで、得た、日本国内のプロキシーサーバのアドレスを、片っ端から、FoxyProxyに登録し、それらを経由してradikoにアクセスできるか、福岡地区のラジオ局が視聴できるか、を1個1個確認している、今期のいる作業。
・で、これを半日ほど行ったが、結局、使える公開プロキシが見つからなかった。
(関東地域のラジオ視聴に使える、関東地域の公開プロキシーは簡単にいくつも見つかるのだが。。)
ミュージシャン難波弘之さんについてのmyスクラップブックから
ファンになった当時の難波さんの記事のスクラップが、実家に残っていたのを発見。
けっこう貴重なものもあったので、ここにアップします。
(1)1984/1/29 FM 「ザ・ミュージック」で放送された、Sense Of Wonderの1983/12/19六本木ピットインのライブの記事。
記事は、たぶん当時のFMレコパル誌のスクラップと記憶。
この放送で初めて、「オペラの怪人」を聴いた。(まだ「ブルジョワジーの密かな愉しみ」がリリースされる前)すごい衝撃を受けたのを覚えている。この時のエアーチェック(死語!)のテープを、「ブルジョワジー」のLP(!)でリリースされるまで、なんども聴いた。(このテープ、まだ持っている。)
SOWは、このときベースは厚見麗のシンセベースという構成。
ライブ後半では、世良公則がボーカル+ギターで登場。プロコル・ハルムの「青い影」や、「ゲットバック」などを演奏。
(2)1984年春頃?のキーボード音楽誌のYamahaの広告ページに登場した難波氏
’83年に発売し一世を風靡したYamahaのデジタルシンセDX7の後、同シリーズで音色つくったり曲を打ち込んだりのコンピュータなど、周辺機器も含め、Yamahaがニギヤカだった頃。
「ヤマハデジタルフェア’84」と銘打って、講師の一人に難波さんが。その他、YMOで有名な松武さんや、飯島真理のアレンジ・キーボードなどやってらした清水信之さんらの名前もある。
写真で難波さんが使ってるショルダーキーボードは、確か、その後1985年のNHK教育TVの「ベスト・サウンド」で、"Who Done it?"の演奏の時使っていたものでは?
(3)1985年の「ブルジョワジーの密かな愉しみ」リリース直前の、音楽雑誌の紹介記事
雑誌名は忘れたが、キーボード音楽雑誌だったかと記憶する。
(4)「難波弘之の小宇宙全楽章」
これもたしかキーボード音楽雑誌のスクラップかと記憶する。1985年頃?
プロになる前に「愛の3色すみれ」というバンドを組んでいたというのは、たしかこの記事で
初めて知ったような。
My 電子ガジェット遍歴
先日部屋のガラクタを整理して、過去ン年間のたまりにたまった、PCとか電子小物を、写真に収めた。
1993頃、自分で購入したパソコンとしては2台目で初のノートブック(1台目はMacintoshPlus)。
本体をたたんで別売のドックに挿入すると、デスクトップPCに早変わりという、当時画期的なギミックが購買意欲をそそり、購入。(結局ドックは買わずじまい)
2.Ir-GEAR
2001年頃、当時PCの次にはまって使っていたPDA (Palm Visor)を、外で携帯使って通信するため、ドコモの携帯にこれを装着し、赤外線通信で携帯ーPalm間を接続して、携帯をモデムとして利用できた。今のスマホと隔世の間がある。10年一昔。
ちなみに、palm Visorはこちら。(自分のは落としてガラスが割れ使えなくなった)
3.CASIO QV-10
1997年、デジカメの元祖の1つ。メモリカードもなく、撮影した写真データは、ケーブルでPCとつないで、PC(windows)の専用アプリでPCに転送する仕様。画素はどれくらいだったかなー、思い出せないが今のデジカメと\比べるまでもない超低解像度。
2002年購入。Palm OSを搭載したソニー製PDA。Palmは、スタイラスを使って、「グラフィティ」という特殊な簡略文字で、手書き入力するが、本機は折りたたみ式本体にキーボードやカメラも内蔵していた。ちょっと、その後のスマホを先取りしたような、スタイルで、「これに携帯機能もついてたらなあ」と思っていた。
(ま、その後2007年、iPhoneの登場が、自分が想像していたものが出た!って感じになるんですが。)
Wifiも携帯網の通信機能も、内蔵していなかったが、スロットにPHSのカード(後述)を差し込んで、インターネットに接続できた。PHSカードと共に持ち歩き、自分の最初の「モバイル端末」となった。
こちらが、PHSの通信カード。(WillcomのAir Edge)
5.音楽ブレーヤー
最初は、上記のClie(のメモリスティック)にCDデータ取り込んで聴いていた。
その後、SONYの "Network Walkman"を購入(2005頃)。初期のiPodと同じ1インチハードディスク搭載型。もちろん音楽フォーマットはATRACで、確か3回までしか機器にコピーできないとかの制約があって、いろいろ困ったことあり。
しかし、世の中はiPodが優勢になっていき、2005年にiPod nano発売と同時に乗り換え。
下記の右側がケース。(初代の本体はその後、現在のiPod nano 6th に交換)
ちなみに写真左は、その後購入した、iPhone3Gのケース。
6.その後
2008年7月、iPhone3Gを、初日にSoftbankに並んで購入し、
2010年7月、初代iPadを購入。(写真左の箱)
2012年10月(ついこないだ)、iPad 3th Genを購入。(写真右の箱)
その2週間後、Appleから第4世代の発表があり、ちょっと後悔。
初代iPadのときは、3GモデルをSoftbankで買ったものの、プリペイド方式の短期契約でその後解約し、ポケットWifiルータと、DocomoのSIMを、日本通信から購入して使用。
次のガジェットは、予約済12月に入手予定の、kindle whitepaper (3G版)の予定。
待ちに待った日本版Kindleストアーが先日開店し、、いまは、iPad のKindleアプリで読書三昧だが、Kindle端末も楽しみ。
どこまで続くんかな、この浪費。。
GarageBandからMIDIへの出力またはコンバートの試行
GBの打ち込み曲データをGB持ってない人と共有するためMIDIに出力したい、これが以前からできなくて、いろいろググってみるが誰も同じで、GBではできない。
*.bandファイルを変換するソフトもありそうなものだが、なさそう。(見つけられないだけかもしれないが)
唯一GBにMIDIのプラグイン(midiO)を追加し、これ経由で別のMIDIソフトにトラック単位で出力し、別ソフトでMIDIファイルに出力すると言う方法。
http://www.garagers.net/tips.php?story=15
プラグインのDL
http://www.bulletsandbones.com/GB/FAQPages/GetMIDIO.html
別ソフト
iGotHarmony
http://www.vector.co.jp/soft/mac/art/se290250.html?ds
これはシーケンサ。DLしてみたが、今回の用途には不向き。
Melody Assistant
http://melody-assistant.en.softonic.com/mac
これは、MIDIキーボード等音データから楽譜等を作成するソフト。
結局上の組み合わせで試すも、MIDI出力うまくいかず。